ウォーレン・バフェットへの手紙

サラリーマンの投資ログ

週末ポートフォリオ公開 (平成27年12月4日時点) ECBの追加緩和に対してマーケットは幻滅

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今週末時点での株式総資産は2,692,049円。前週比-30,641円(-1.1)となった。

先週購入したテクノスジャパン(3666)を200株買い増した。できれば100株は来週に分散させたかったが、ECB追加緩和に対する市場の幻滅の影響で予想以上に日経マーケット全体が下げて買い場となったため、指し値に刺さって200株の追加購入となった。
現在は信用買いとなっているが、近日中に現引きして、現物での長期保有を予定している。

さて、今週の最大トピックはECBの金融緩和だろう。この政策に対して、市場は幻滅ムード。それはなぜか。

 今回のECBの追加緩和に対する市場の反応は、過度な金融緩和への依存、つまりマジックや魔法の世界から脱却する必要性を感じさせる。中央銀行の金融緩和は直接、物価や景気に影響を与える物ではないことは、異次元緩和から2年以上経過した日銀が証明したような格好となっている。これに市場も薄々気がついているはずである。今回のECBの政策に対する反応、さらには米国の金融政策の正常化により、市場の金融政策に対する見方に変化が生じる可能性がある。その意味では期待されても動かなかった(動けなかった)日銀はある意味正解であったのかもしれない。
引用:ドラギショックで緩和依存度後退も : 牛さん熊さんブログ

異次元金融緩和が実体的影響を及ぼすことに対して、マーケットは疑問を持っているということだろう。
今回の施策はパリでのテロから始まる景気減退を危惧してとの見方もあるが、実際のところ、欧州経済の先行きはあまり明るくないだろう。

さてさて、そして注目は来週に迫った米国のFRB。もう利上げは確実と見られており、マーケットではすでに織り込み済みと考えられる。利上げの発表は、やきもきさせたマーケットに対する待ちに待った明確な回答として、案外好感されるのではないかと見ている。